乾燥が続くせいなのか、はたまた、ただの食べ過ぎ(胃腸の負担)か。肌がやや過敏に傾いている。ニキビが出来たりとか、ザラついたりとか、肌のどこかが「ハッキリ不調」というわけではないのだが、洗顔後の鏡に映る顔が、いつもより微妙に赤いのだ。
20歳前後の……そう、まだあまり美容の知識がなかった頃。ステロイドの軟膏を不用意に使ってしまったことがあり、以来、皮膚の薄さにずっと悩まされている。だから、普通のひとならきっとヘイチャラな"ちょっとした刺激"にも、我が肌はとっても敏感。即、赤く染まって、不調の兆しをうるさいほど「お知らせ」してくれる。
そんなときは、コットンを使ったローションのパッティングはひとまずお休み。どんなに上質で柔らかなコットンでも、繊維による摩擦は、やはり過度な物理的刺激となるのだ。そのかわりにローションをたっぷりつけた掌で、ゆっくりじっくり、肌を優しくプレス。またプレスする際、掌を10秒くらい肌に当てたままにしておくと、人肌の"即席マスク"となり、さらに効果的である。
というわけで、今はそんな「掌づけ」がマイブーム。肌もだいぶ落ち着いてきた気がする。