今に始まったことではないが、「お腹の脂肪」が悩ましい。
ガバッと掴めるプニャプニャとしたこの脂肪、『イリージァン.』の片山先生にも「可愛いクロワッサン」(←表現は可愛いが、これって「言い得て妙」だけに、本人的にはかなりの屈辱である)と呼びかけられてしまう始末。一体どうしたものか……なのだが、思い当たった事柄ひとつ。
これねえ、絶対ローライズの下着がダメなのよ。
思えば、美容エディターになりたての、今を去ること十数年前は、用がない限り(?)おへそまで隠れるタイプのショーツを定番にしていた。その理由は、とある下着屋さんを取材した際「普段のショーツはおへそまで隠れるものを穿いてくださいね。じゃないとお腹が出てきますよ」と忠告されたことにある。あれから幾歳月、ローライズの流行とともに、いつの間にやらその金言を忘れていった愚かなワタシ。いまやタンスの引き出しには、ちっちゃなショーツばっかり! そうだそうだ、きっとこれが諸悪の根源だ!!
ヒト(生き物)は、冷える部分に防御のための脂肪を「着る」。そんな人体の神秘の、ちょっぴりハタ迷惑なその結果が、プニャプニャのお腹なのではないだろうか。よし決めたっっ! この夏は「おへそまで」の大きなパンツを穿くことにする。ズン胴ワンピ、チビピタT→長ユルTへの流行の変化も、ありがたき追い風。さっそく買いに行かなきゃっっ!
と、心に固く誓った矢先に、『ワコール』の「おなかウォーカー」の夏ヴァージョンが発売されていることを知る。まずはコレですかね?