久しぶりにペロリといったのは、『シャネル』の「ボディ エクセレンス ファーミング クリーム」(5月11日発売)。
何でもインドネシアの伝統的なハーブ療法“ジャムウ”に使われるパープル ベングル(出産後の女性のお腹に塗られるほどの、抜群の引き締め効果を誇る)というハーブを配合したとかで、そのせいなのか、ねっとりと粉甘〜い香り。正直、まずここで好き嫌いが分かれると思うのだが、この匂い、わざとすぐに消えるように設計されているそう。つまり、次につけるレギュラーの香水の邪魔をすることなく、クリームとの刹那の情事(?)が楽しめるというわけ。さすが“香り使い”のシャネル。そして極めておフランス的な発想??
塗りたては、決して重くはないのだが、着たパジャマが肌に貼り付いてしまうくらい、結構ペタペタする(←ベタベタ、ではなくペタペタ、というところがミソ)。ところが一晩寝て起きると、ペタペタは一転、シルクのようなシュルシュルの肌触りに変化。なんじゃこりゃ!? ナルシストならずとも、ずっと我が身を撫でさすっていたいような、実に心地よ〜い感触。これにはかなりびっくりである。
乳液ヴァージョン「モイスチャー ミルク」も同時発売されるが、肌フェチを自称する人にはやっぱり365日、クリームがオススメかも。