本を読んで久しぶりに大泣き。涙のもとは『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、リリー・フランキーさん初の長編小説である。ここ最近は何を観ても読んでも、まず「泣く」ことはなかったのだが、この本にはやられてしまった。ここまで可笑しくて切ないオカン・ネタ(たまに登場するオトンも相当いい味だが)……反則でしょう!
さて問題は、夜半に泣いてしまった時のまぶたの修復法。そのまま寝てしまうと、私の場合、間違いなくまぶたが「三重」に膨らんでしまうので、まずは洗顔。涙に含まれる成分と、「こする」という物理的刺激によって腫れるらしいので、なるべくそっと涙と涙の跡を洗い流し、あとは『ジバンシイ』の「スキンドリンク アイ」のような、スッとするタイプのアイジェルをしこたま塗って、冷たくしたアイマスクでひたすら冷やす。そして腫れが完全に引くまで、辛いけど寝ないこと。