VOGUE NIPPON ビューティー・ディレクター 麻生綾の美容編集者生活
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お返事です<その3>。
この際なので、もうひとつ“お返事”してしまいましょう。

「いま18なんですが、化粧品にはお金をかけたほうがいいですか?」答えはYESでありNOであり。そりゃあ「良い材料」「良い成分」を使っている化粧品は、それなりのお値段がします。ただ、40の肌に絶大な効果を発揮する高級コスメが、18の肌にも同じように効くかというと、それはちょっと違うような。

以前も書きましたが、やはり化粧品にも「適材適所」があります。とりわけ美容液のような、スペシャル・アイテムには。もちろん、使って悪いわけでは決してありませんが、多くの場合、使うだけもったいないという気がします。雑誌などには(もちろん拙ブログでもしばしば)「すんごい肌になれる(なった)!」の表現が踊っていますが、それらは生物学的に(?)そろそろ勢いをなくしてきた肌の体験談。もしあなたが普通の10代なら、なけなしのお小遣いをはたいたほどには「見返り」を実感できないはず。

それでも“未来の肌”に向けて、何らかの投資したいなら、どうぞ「クレンジング」にかけてください。さらに言うなら、かけるべきはお金より手間と労力、すなわち「何を使うか」以前に、肌自体を大切に扱うこと! もしこれからメイクを始めるなら、メイクを落とす時はメイクをする時と同じくらい、いやそれ以上に、落とす“作業”をゆっくりと丁寧に。また油断して、肌を不用意に乾かさないこと。無防備に焼かないこと。そして何より、肌が内側から喜ぶ“正しい”食事を心がけること。それらのほうが、よほど大事だと思うのですが。
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by vogue_aso | 2007-02-28 21:57
お返事です<その2>。
さて、コメント欄のもうひとつのご質問、「鼻の横の毛穴の開きと毛穴の黒ずみ」について。

うーん、確かに正直、化粧品でナントカするのは難しいカテゴリー。凸な「ニキビもどきの皮脂」は、オイルマッサージで結構ポロポロ取れるものだけど、凹な「詰まった皮脂(←しかも放置すればするほど、酸化して黒くなる)」は、たとえスクラブをガリガリかけたらって引っ張り出せるものでもないし。

ちなみに以前通っていたエステの先生は、クレンジング後の蒸気で十分ふやかした肌を、カーゼを巻きつけた指でぐいい~っと押すようにし、詰まった皮脂を一気に“こそげ”取っていた(当然痛い)。先生曰く「(エステの)吸引器具なんて気休め。こうやって物理的にじゃなきゃ、詰まったものは取れないわよ」。但し、その後の肌(毛穴)の引き締め作業は必須とのことで、毎度きっちりやっていただいてはいたが。

というわけで、詰まった皮脂の肥大化(!)にいよいよ耐え切れなくなった時は、その“禁じ手”をちょっぴりの後ろめたさとともに、入浴時に実行してしまうワタシ。その際の、肌を必要以上に傷めないコツは、一発で「仕留める」こと&冷たい化粧水のパッティングなどで、お風呂上りにしっかり引き締めること。「すっごいオススメ!」とは、立場的に声を大にしては言いかねる方法だが、とりあえず極私的な解消法ではある。
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by vogue_aso | 2007-02-23 15:23
80's なオンガク(R‐35指定)。
e0037001_15215734.jpg唐突ですが、アマゾンは素晴らしい!

YMOの面々がTVCMに登場した(み〜んな白髪頭になっちゃって……)のをきっかけに、突如どうしても聴きたくなったのが、高橋幸宏氏のソロアルバム『薔薇色の明日』。

ちょっぴりドキドキしながらアマゾンを検索したら……あ、あった! そして3日後には我が家のリビングに響く、あまりに懐かしい歌声。ああ、アマゾンのシステムって何てすごいの! 当時(←高校生です)はクラスメイトか貸しレコード(!)屋で借りてテープにダビングするか、また持っていたとしてもLP(!)だったので、どんな名曲・名盤も事実上散逸、もう二度と会えないくらいに思っていたのに。こんなにあっさり手に入るとは。

そんなこんなでいろいろ購入してしまった、懐かしの名盤。写真の大江千里氏の『1234』(「Rain」、名曲です)、エコーズ(和製U2みたいな辻仁成氏のバンドですね。当時、超モラトリアム入ってた大学院生だった私は、かなり夢中で、日比谷野音なんかにも行きました)の『Heart Edge』のほかにも、鮎川誠氏ソロアルバム『ロケット・サイズ』、ROGUE(VOGUEにあらず)etc.etc.、うーん、わかる方にはわかりすぎるけど、わからない方にはたとえ同世代でもまったくわからない、我ながら偏ったセレクト。

しかし20年後に聴く歌たちは、懐かしいのと同時に、当時とは歌詞の“聞こえ方”がまるで違う。これも20年を経た人生の重みってやつですか?
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by vogue_aso | 2007-02-23 15:22
美味しいお茶。
e0037001_2048084.jpg何だかついつい飲んでしまう、珍しく(?)積極的に美味しいハーブティのご紹介。

あれこれ買ってみるわりには、なかなかハーブティ派になりきれず、結局カフェラテなどを飲んでしまうダメな奴(一応“ソイ”ラテにしてみたりはするのだが)。そんな私があっという間に一箱20袋を“完飲”したのが、『アヴェダ』の「コンフォーティング ティー」。写真はティーバックタイプだが、ルースタイプもある。

その味はローズヒップやカモミールなどの、いわゆるハーブティの定番とは一線を画す、こもったような独特の甘さ。おそらく甘草(カンゾウ)の自然な甘みだと思われるのだが、そこにペパーミントのキレが加わり、何とも不思議な美味しさなのだ。『アヴェダ』だからもちろんオーガニックだし、カフェインフリー。カラダにも優しい。

そもそも私は甘草シンパ。沖縄や台湾などで売っている「甘草梅」(甘草で味付けした甘しょっぱいウメボシ)は、昔っからの大好物だし、肌にしょっちゅう炎症を起こしていた頃は、甘草配合のコスメ(←甘草は消炎&美白作用のある生薬としても有名)にもずいぶん助けられてきた。ホント「甘草バンザイ!」なのである。
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by vogue_aso | 2007-02-19 20:57
お返事です<その1>。
拙ブログのコメント欄に化粧品に対するご質問があったので、それに対する私なりのアンサー。はたしてお役に立ちますかどうか?

まず「アトピーおよび敏感肌向けの化粧品」について。幸いにも私はアトピー体質ではないので、前者に関しては正直ウカツなことは申し上げられない。ただ、以前も書いたとおり、20歳くらいのときにステロイド軟膏で肌を薄くした系の敏感肌ではある。が、しかし、敏感といえば最近はむしろ母のほう。たぶん花粉が関係していると思うのだが、ここ10年くらい、彼女は毎年2〜3月に、目もとや頬骨のあたりを赤く腫らすのが“困った定例”になっている。

そんな彼女に私が勧めた製品は、もちろん数知れず。そしてさんざん試した挙句に最終的に残ったのが、私自身も大好きな2つのブランドの2製品だった。

まず『フイルナチュラント』の「アジャストローション」。これは本当に肌が過敏になって、何も受け付けなくなった時のいわば緊急避難用化粧水。グリセリン主体で、これは確かにウルトラ穏やか! 顔を洗って、まだその水気が肌に残っているうちに優しく伸ばして使う、ホント肌の“お守り”のような製品である。

もうひとつは『アロマセラピー アソシエイツ』の「センシティブ フェイスオイル」。同じく洗顔後の“残り水分”を利用して使うのだが、エッセンシャルオイルが入ってるぶん、防戦一方の「アジャストローション」より、気持ちアグレッシヴな感じがする。が、ハハ的には「大合格」なのだそうだ。
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by vogue_aso | 2007-02-15 22:40
ゲラン by エミリオ・プッチ !?
e0037001_0432922.jpg意外、のようで実はしっくり合ったコラボものが、5月11日より限定発売予定。

サマー アイ メイクアップ コフレ(プッチ柄のポーチにプッチ・カラーのアイシャドウ入り!)、ミニポーチ付きブラシ、メテオリット ビーユ(プッチ・カラーがボール状のお粉になっているとは。これは「やられた!」って感じ)、スフレタイプのチーク、そしてプッチのプリントを思わせるマーブル状のグロス(これがまたすんごくカワイイ色!)。

銀座のプッチ路面店でシャンパン・レセプションを行ったあと、リムジン(!)で三々五々、聖路加タワーの「レストラン ルーク」へ。特別にプッチ色に染め上げられた47階の会場は超絶景。バラが敷き詰められたテーブルで、美味しいフレンチのフルコースをいただいて、すっかりいい気分♪

限定5000個だそうなので(しかもお値段的にもかなりお得!)、瞬時になくなること必至。要チェックのプレミアものである。
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by vogue_aso | 2007-02-10 00:42
NY出張、ひとつだけ後悔。
e0037001_19135939.jpg「顔」に関しては磐石の態勢だったのだが、手許でやや手抜きをしてしまった。ハンドクリームではとても間に合わない乾燥だったようで、爪が折れる折れる!

ネイル用のオイルを持っていかなかったこと、これが最大の後悔。「タアコバ」に駆け込んでリペアはしたものの、自宅のダイニングテーブルに置き去りにした、お気に入りの『ノエビア』の「ネイルオイル」(イチゴのような甘い香り!)を恨めしく眺めるのみ。
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by vogue_aso | 2007-02-08 19:14
NY出張。
e0037001_23314622.jpg『クリニーク ラボラトリーズ』さんのお仕事でNYへ。暖冬とはいうものの、そこはNY。マイナス0℃なんて当たり前、というところなので、これでもかというほどの防寒アイテムと、お正月のパリでは使わなかったホカロンをトランクに詰め込む。

今回の旅は、一言で言うなら「クリニークがコーネル大学付属医学大学と研究提携したという“ニュ−スの現場”を見に行く」プレスツアー(→詳細は6月号で)。出来たてホヤホヤの「クリニーク スキン ウエルネス センター」に、世界中のビューティ・エディター(約80名!)が終結、ワサワサとそれは賑やかなこと!

ほとんど出歩かなかったので、寒さはそれほど身にこたえなかったのだが(とはいえマイナス10℃以下になった日も)、とにかく乾燥がすごくて……! 東京の乾燥注意報なんて、カワイイもんである。そんなわけで、毎晩欠かさず使っていたのは、クリニークさんよりあらかじめ支給(?)されていた「モイスチャー サージ フェーシャル シート マスク」。あの“超ロング&ベストセラー”の保湿ジェル「モイスチャー サージ」のマスク版なのだが、これのおかげで肌がパキンパキンにならずにすんだ、といっても過言ではない。仕上げはバーム状の「リペアウェア インテンシブ ナイト クリーム」のモルタル塗り(同行したPRの吉田さんなどは、夜中に時差で目覚めるたびに塗り重ねていたそうだ)。

おかげで「あれ?」と思うほど、調子のよい肌で無事帰国。
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by vogue_aso | 2007-02-05 23:31
ニュートリシャス。
e0037001_1362273.jpgお正月疲れ(?)が出たのか、やや肌の調子が下降気味。

状態が悪い、というほどではないのだが、パリ旅行中の「絶好調」とは違う感じ。ああ、やっぱり仕事って、従事しているだけでストレスなのね!? (実際のストレス量は、なんせこんなスーダラ上司だから、うちの“年少さんチーム”のほうがよほど「ある」とは思うのだが……)

こんな時は、一度使ったことのある、それも使うと気分のアがる大好きな製品が特効薬。というわけで、『エスティ ローダー』の赤い“ザクロ”の化粧水「ニュートリシャス ビタ-ミネラル ローション」の出番である。こちら、おととし個人的なベストコスメに挙げたくらいのお気に入りの製品。肌に触れた瞬間のパシュ! という感触、梅ガムのような匂い(←ちなみに誉め言葉です。大の梅好きですから。念のため)がたまらないのだ!

しかも今年から、全7品の“一大ファミリー”にもなっている。よーし、ついでだ、美容液からモイスチャライザーから、フルで「ニュートリシャス」にしてしまおう!

“ザクロ”効果なのか、おかげさまで肌は活力を取り戻しつつある。唯一問題点があるとすれば、「ビタ-ミネラル ジェル クリーム」と「ビタ-ミネラル ナイト クリーム」が双子のように似ているので、目の悪い私は毎朝晩、ジャーに目いっぱい顔を寄せて「凝視」しなければならないことくらいか。
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by vogue_aso | 2007-02-05 13:06
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プロフィール
麻生 綾(あそう あや)
東京育ち。田園調布雙葉学園→上智大学文学部新聞学科→同大学院文学研究科を修了後、婦人画報社(現・アシェット婦人画報社)入社。『25ans』『婦人画報』編集部で約14年間、主にビューティのページを担当、また両誌で副編集長を務める。2004年3月に日経コンデナスト『VOGUE NIPPON』編集部に移籍、現在は同誌ビューティ・ディレクター。最近、かねてからの美容モットー「女は美味しそうでなくっちゃ。」にもう一言、「女は乾かしちゃいけない。」が加わる。趣味は化粧品いじり。好きな食べ物はだだちゃ豆、香草、蕎麦湯。家族は同業者の夫と、ぬいぐるみ多数。
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