唐突ですが、アマゾンは素晴らしい!
YMOの面々がTVCMに登場した(み〜んな白髪頭になっちゃって……)のをきっかけに、突如どうしても聴きたくなったのが、高橋幸宏氏のソロアルバム『薔薇色の明日』。
ちょっぴりドキドキしながらアマゾンを検索したら……あ、あった! そして3日後には我が家のリビングに響く、あまりに懐かしい歌声。ああ、アマゾンのシステムって何てすごいの! 当時(←高校生です)はクラスメイトか貸しレコード(!)屋で借りてテープにダビングするか、また持っていたとしてもLP(!)だったので、どんな名曲・名盤も事実上散逸、もう二度と会えないくらいに思っていたのに。こんなにあっさり手に入るとは。
そんなこんなでいろいろ購入してしまった、懐かしの名盤。写真の大江千里氏の『1234』(「Rain」、名曲です)、エコーズ(和製U2みたいな辻仁成氏のバンドですね。当時、超モラトリアム入ってた大学院生だった私は、かなり夢中で、日比谷野音なんかにも行きました)の『Heart Edge』のほかにも、鮎川誠氏ソロアルバム『ロケット・サイズ』、ROGUE(VOGUEにあらず)etc.etc.、うーん、わかる方にはわかりすぎるけど、わからない方にはたとえ同世代でもまったくわからない、我ながら偏ったセレクト。
しかし20年後に聴く歌たちは、懐かしいのと同時に、当時とは歌詞の“聞こえ方”がまるで違う。これも20年を経た人生の重みってやつですか?