「このさぁ“羽”っていうか、肩甲骨の下の肉って何とかならないの? ジャイロの先生にでも相談してみたら?」とは、私の肩揉みをしていての家人の談。
一瞬ムッとしたものの、気になって自分でも触ってみると、なるほどプヨンとしている。とはいえ、自分では鏡を使ってもなかなかきちんと見ることのできない部位。ああ、背中って怖い。超・死角! 慌てて『ディオール』の「プラスティシティ」(3/31(金)発売のスリミング剤。あの往年の名作「ディオール スヴェルト」をもっと濃厚にした感じで、いかにも効きそうだ)をすり込むが、とにかくまずは普段から、もっと“意識”しないとね。
以前、編集会議でも出たのだが、「女は背中から老けていく」という話。とりわけ美人さんほど、背面には彼女を特徴づける“派手な顔”がついていないぶん、「アッと思ってしまう(by編集長)」のだとか。それ、すごーくよくわかる。何を隠そう、私もかつて幾度となく、美しい諸先輩方に感じたことが……。
肩甲骨まわり、背面の肋骨まわり、ウエストなどなど、“中年女”独特のアブラの付き方って、確かにある。「コイツも老けたなぁ」などと、背後で密かにしみじみされたりしないためにも、皆々様もどうぞ気をつけて!