昨日の続き。急ぎの時にメイクボックスから取り出すのは『インウイ アイディー』の「アイカラー 32」。一見パキっと派手めな4色組だが、これが実に使いやすいのだ。
ベージュと山吹色を適当に混ぜて指でアイホールにぼかし込み(これがまた日本人まぶたに実にマッチする)、下まぶたの目頭寄りに白、上まぶたの際にブルーをアイライナー代わりにのせれば、陰影がキレイについたアイメイクが、あっという間に完成してしまう。
「アイカラー」はこの32番以外にも、惚れ惚れするような色の組み合わせのものが現在31品あるが、見た目(ときにアーティストのエゴである場合も)だけでなく、非常に実用的な点も素晴らしい。ほんと『インウイ アイディー』アーティスティック・ディレクターのディック・ページは天才だ……! とつくづく。